ASUSノートPCのメモリを4GB⇒8GBに増設してみた。効果は?

自宅で使っているASUSノートPCのメモリを4GBから8GBに増設しました。増設前は動作がもっさりしていたけど、増設後はサクサク快適に!その時の増設作業の様子と増設した効果をビフォーアフターでまとめます!

ASUSノートPC

今回メモリを増設したPCがこれです。(下図)

ASUS VivoBook F542U

2018年9月に家電量販店(〇ーズデンキ)できっかり6万円(税込)で購入したASUS VivoBook F542Uです。安価な割に、CPUはCore i3を搭載し、液晶は1920 × 1080のFHDを備えています。DVDマルチドライブも内蔵しているので、PCでやりたいことはこれ1台で一通りこなすことができます。このスペックで国内メーカー品だと倍くらいの値段はするので、かなりコストパフォーマンスが良い15インチノートだと思います。

ただし、嗜好性に関する部分は値段相応といった感じです。筐体色は、私は黒系が好みなんですが、白一色しか設定がありませんでした。あと、液晶の発色も国内メーカーのキレイさにはかないませんね。まぁそのあたりは安さ優先と割り切って使っています。

主なスペックは下の通り。

項目 仕様
PC ASUS VivoBook(15インチノート)
型式 F542U
CPU Intel Core i3-7100U, 2.4GHz
メモリ 4GB
ディスプレイ 1920×1080(FHD)
HDD 1TB (5400rpm)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ(内臓)
OS Windows10  64bit

このPCに4GBメモリを増設して、もともと積んでいる4GBと合わせて合計8GBにしようというのが今回のメモリ増設計画です。

増設前の使用感

メモリ増設前の使用感についてさらっと触れておきます。メモリ増設前の使用感は、「少々難あり」です。

ワードやエクセルを使う程度なら何の問題もなく動作するのですが、Chrome、Atom、Gimpなどの少しヘビーなソフトを同時に使おうとすると一気に動作が重くなります。どのくらい重くなるかというと、Chromeで新規タブを開くのに30秒~1分もかかるくらい遅くなります。新規ウィンドウじゃないですよ、新規タブです。本来なら3秒くらいで開くべきヤツです。なんででそんなに遅くなるかっていうと、理由は明白。複数ソフトを同時に使用するとメモリ使用量が簡単に90%を超えてしまうから。

せっかくCPUにCore i3を積んでるのに、メモリ不足のせいで本来の性能を全く発揮できてないとてももったいないPCです。

私が推測するに、Windows10のPCをメモリ4GBで使っている人は、皆さん似たような使用感をお持ちなのではないでしょうか。

補足

PCに詳しくない人の為に少し説明を捕捉します。PCでソフトを使っている間、ソフトの動作に必要なデータやらなんやらはメモリに一時記憶されます。メモリはデータの出し入れがとても速いので、メモリーが足りているうちはソフトはすいすい動きます。しかし調子に乗ってたくさんのソフトを同時に使用したりするとメモリが足りなくなります。メモリが足りなくなると、あふれたデータはHDD(ハードディスク)に書込み/読み込みされてメモリーの不足を補います。しかし、HDDはメモリーに比べてデータの書込み/読み込みがメチャメチャ遅いのです。そのため、メモリーがギブアップしてHDDにヘルプを頼んだ瞬間から、ソフトの動作が急激に重くなるというわけです。重いだけならまだいいですが、PCがフリーズして固まってしまうこともあります。(「フリーズして固まる」って、頭痛が痛い的な感じ?)

増設したメモリ

今回増設に使ったメモリはこれ↓です。

Crucial 4GB SODIMMメモリー

↑Crucialの4GB SODIMMメモリ。規格はDDR4のPC4-19200 (DDR4-2400)です。容量は4GBと今時ではそれほど大きくありませんが、最近の規格に適合したまぁまぁ早い(らしい)メモリです。Amazonで税込5,050円でした。

Crucial 4GB SODIMMメモリー(裏)

↑型番はD4N2400CM-4Gです。

このメモリにした理由は2つ。一つは、PCにもともと付いているメモリがPC4-2400なので、同じ規格・同じ容量のメモリにしたかったということと。もう一つはその規格のメモリの中でも比較的安価でかつ購入者の評価が高かったからです。(余談ですが、近ごろはネット上の評価もステマが混在していて油断なりません。でもステマの文章にはどこか違和感があるので、注意して読めば気付きます。)

メモリ梱包状態1

↑Amazonで注文した4日後に家に届きました。ちなみに私がAmazonを使ったのはこれが初めて。注文した商品の配送状況とかもネットで見れるんですね、便利。でもはじめの3日間は全く進捗がなくて焦らされました。(どう考えても在庫があるであろうこの商品に対して、この絶妙な焦らし期間。さては即日配達のアマゾンプライム会員へ誘導するためですね、Amazonさん。うまいよ、さすが。いやまてよ、届いたときの喜びを大きくするための演出か!? 注:混乱中)

メモリ梱包状態2

プチプチ付きの封筒にスッポーンと入れてあるだけ。簡易包装ですw。送り状の1枚すら入っていません。米国企業ならではの余裕と合理的性を感じましたね。

メモリ増設の様子

ではいよいよPCを開けてをメモリ増設します!とは言ってもメモリを選ぶ際に何回か開けたので、このPCを開けるのはこれがこれが3回目ぐらい。慣れたものです。

注意

メモリ増設により生じたPCの不調は、メーカーの保証適用外となる場合があります。PCの取説・保証書をよく確認し、自己責任にて行ってください。またPCによってメモリ増設の可否や適合するメモリの種類、増設の方法は異なります。詳しいやり方はそれ専門のサイトでお調べください。

ASUS F542U(裏面)

↑PCの裏面にメモリスロットのフタがあります。フタはプラスねじ1本で止められています。このねじ、見た目以上に小さいです。かなり細めのプラスドライバーを使わないとねじ山がつぶれてしまうので注意。私はたまたま持っていたメガネドライバーを使いました

ASUS F542Uの裏フタを開けたところ

↑フタを開けるとこんな感じです。このPCは、メモリースロットが2つありました。そのうちの片方には4GBメモリ(SK Hynix社製の4GB PC4-2400)がもともと付いています。今回は空いている方のスロットにメモリを増設しますです!

メモリ装着完了

↑はい、あっという間にメモリ取り付けが終わりました。斜め上からスライドさせるように差しこみ、奥まで届いたらカチッと金具のツメの音がするまで上から押さえればOK。道具は何もいりません。簡単です。

フタを開けただけで、こんなにすぐにメモリスロットが見えるPCも珍しいかもしれません。そういう意味ではこのPCは親切設計ですね。もし皆さんがメモリ増設をお考えなら、メモリを手に入れる前にスロットの場所を調べて、自分の手に負える構造かどうかを確認しておいた方がよいと思います。

マイコンピュータ画面

↑PCのフタをしてから、恐る恐る電源をON。今回のメモリ増設で一番緊張した瞬間です。Windows10は無事に起動!よかった、壊れてない!ではメモリはどうだ!?コントロールパネルからシステム情報をチェック!、、、、。

やったー!ちゃんとメモリ8GB認識されてました!!よかった~。(超安堵)

速さを測定

ということで、無事にメモリの増設ができたので、PCの速度をざっと測ってみました。

1.ソフト単体の起動時間

まずは、ソフト単体の起動時間をメモリ増設前後で比べてみました。測定の方法は、ずばりストップウォッチです。(従いまして、測定結果には数秒の誤差はあることをご了承ください。)で、実際に測定した結果が下の表。

タスク 増設前 増設後
電源ONからWindows起動完了 3分00秒 3分11秒
PCシャットダウン 31秒 36秒
Windowsの再起動 3分22秒 3分30秒
Chrome起動 21秒 19秒
Gimp起動 40秒 35秒
Atom起動 75秒 76秒
Adobe Premiere Elements11起動 62秒 57秒

う~ん。特に効果は見られません。どのソフトの起動時間も、増設前と増設後で数秒違う程度。誤差の範囲といっていいでしょう。少しがっかりしましたが、もともとソフト単体を使う程度ならメモリが足りていたと考えればまぁ妥当な結果です。

Windowsの起動ぐらいは早くなるだろうと期待していたのですが、残念ながらそれも効果なしでした。おそらく5200rpmのHDDがWindows起動速度のネックになっているのだと思います。Windowsの起動を早くするには、メモリじゃなくてHDDをSSDに載せ替えるなどしないとだめですね。

このように、ソフト単体を使う程度だったら、メモリを増やしても効果はあまり感じられないと思います。みなさんもそこらへんは過度な期待をしないようにしましょう。

2.複数ソフトの起動時間

それなら、複数のソフトならどうだ!?ということで、同時にたくさんのソフトを起動してみました。正確な時間は測定していませんが、体感で劇的に早くなりました!

メモリ増設前は複数のソフトを起動するとしょっちゅうプチフリーズしてしまって、ちょっと作業したら10秒待って、またちょっと作業したら20秒待って、別のソフトを立ち上げるのに3分待ってなど、とても作業になりませんでした。それがメモリ増設後は、複数のソフトを同時に使用してもサクサク起動!作業中も待ち時間はほとんどありません。超スムーズにになりました。

複数ソフト

↑こんな感じでいろいろ並行して起動してもスムーズに動作!これでメモリ使用量は40%程度。戸愚呂(弟)ならばまだ細マッチョくらいで、かなり余力を残しています。よっぽど意図的に無茶な動作をさせない限り固まることもありません。(マイPCよ、お前はこんなにできる子だったんだね。国内メーカーじゃないからダメなんじゃないかと少し疑ってたよ。ごめんよ。)

今回メモリを増設して一番良かったのは、この「複数ソフトを同時に使っているときの動きがサクサクになったこと」ですね。

ベンチマークを測定

さてここからは、メモリ増設でどれくらいPCの性能が上がったかを、いくつかのソフトを使って計測していきたいと思います。いわゆるベンチマーク測定です。

1.WinSATで測定

まずは、Windowsに標準搭載されているWinSatでPCのパフォーマンスを測定しました。windowsのPCなら、何の準備もなくWinSatで簡単にベンチマークを測定することができます。お手軽なのでPCのパフォーマンスを調べたい人は試してみるのをおすすめします。

関連記事

WinSatでパフォーマンスを測定する方法はこちら→「PCのパフォーマンス測定方法【Windows10】

WinSAT測定結果(増設前)

↑メモリ増設前に測定した結果がこれ。

WinSAT測定結果(増設後)

↑そしてメモリ増設後の結果がこれ。 なんとGraphicsScoreが5.9→6.6へ向上し、MemoryScoreが5.9→8.7へ向上しました!それがどのくらいすごいのかっていうと、、、正直わかりませんっ。性能が良くなったことを、具体的な数字で確認することに意味があるんです。だってちょっと嬉しいじゃない?つまり自己満足です。

2.ドラゴンクエストXで測定

続いてドラクエXのベンチマークソフトで測定しました。

このソフトについて

トラゴンクエストXが快適にプレイできるPCかどうかをチェックするためのソフトです。スクウェア・エニックスが配布しているフリーソフトです。→公式ダウンロードページ

ドラクエXのキャラクターによる3Dのショートストーリーが流れて、その最中にグラフィック性能をなどを測定している模様。ストーリーは5分くらいかな。セリフはありませんが、音楽と映像で何となく話はわかります。ちょっと癒されますよ。

DQXベンチマーク測定(メモリ増設前)

↑これが増設前の測定結果です。評価は「普通」で、スコアは4959でした。ショートストーリーは途中で固まったりすることもなく普通に見ることができました。

DQXベンチマーク測定(メモリ増設後)

↑そしてこれが増設後の結果です。評価が「とても快適」になり、スコアは7076にアップしました。ショートストーリーの閲覧自体は、増設前と増設後で特に違いを感じなかったのですが、今回はウィンドウサイズを1280×720で測定したからかもしれません。もっと大きなサイズで測定したら効果が体感できるのかもしれません。

いずれにせよ、ちょっとだけドラクエがやりたくなりました。ドラクエの音楽はすごいですね。日本の全ての男子を無条件でわくわくさせます。

3.CrystalDiskMarkで測定

最後にCrystalDiskMarkでHDDの読み書きスピードの測定をしました。メモリを増やしてもHDDの読み書きは早くならないはずですが、一応確かめてみようということで測定してみました。

このソフトについて

ハードディスクやSSD、USBメモリなどの読み込み/書込みのスピードを測定するソフトです。ひよひよ氏制作のフリーソフトです。→ひよひよ氏サイトのダウンロードページ

このソフトを使ったのはこれが初めてですが、目的が明確に絞られた良ソフトだと思いました。フリーで配布されていてとてもありがたいです。

CrystalDiskMark測定結果(増設前)

↑増設前の結果がこれ。最上段左の82.09MB/sが読み込みスピードで、右の89.19MB/sが書込みスピードです。

CrystalDiskMark測定結果(増設語)

↑そして増設後の結果がこれです。読み込みは86.80MB/sで、書込みは87.99MB/sでした。予想どおり特に目立った変化はありませんでした。HDDの読み書きは、PCの性能というよりもディスクの物理的な回転速度に大きく依存するので、メモリを増設しても効果はありませんね。(SSDなら効果があるのかな?)

まとめ

今回、メモリを増設して「良かったな」と思ったのは、やはり複数ソフトを使っているときのサクサク感です。このサクサク感を体感したら、もう元の4GBには戻れません。そもそもWindows10を使っているだけで、常にメモリ2GB~3GBくらい消費してしまうので、メモリ4GBでは足りなくなるのは当然です。8GBに増設してようやくPC本来の性能が発揮できるのではないでしょうか。メモリ4GBでWindows10を使っている人は増設すると快適になると思いますよ。

↓今回のメモリ増設(4GB→8GB)の結果まとめ

項目 効果
Windows起動時間 ×(効果みられず)
1ソフトの起動・操作時間 ×(効果みられず)
複数ソフトの起動・操作時間 〇(効果大 かなりサクサクに)
ベンチマーク測定 〇(グラフィックスとメモリのスコア向上)
HDD読み書き速度 ×(効果みられず)

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